梅雨明けに 本を読んで [本]

成 田山の辺りも 梅雨明け
子供頃は カミナリ様が来ると 季節分けだねーと祖母言っていたっけ20a.jpg

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夜中に目が覚めると ラジオがなっていた。 またお爺さん つけっぱなしだ・・・。
詩の朗読でした。
聞き入る・・・最後まで聴くと たまらなく 泣けてきた。 
朝、お爺さんに あの詩を聴いた?と聞くと 寝ていたという。なあーんだ^^。

竹内浩三氏の詩です。 
図書館で借りて 読むと  



ぼくも いくさに いくのだけれど

まちはいくさかたりであふれ どこへいってもいくさはなし かったはなし
三か月もたてば ぼくもいくのだけれど だけど こうして ぼんやりしている
ぼくがいくさにいったなら 一体ぼくは なにをするだろう てがらたてるかな
だれも かれもおとこならみんないく ぼくもいくのだけれど ぼくもいくのだけれど
なんにもできず 蝶をとったり 子供と遊んだり うっかりしていて 戦死するからしら
そんなまぬけなぼくなので どうかひとなみに いくさができますように
成 田山にがんかけた   竹内浩三 詩集から

彼は 23歳で 戦死してしまった。 

こうして
600万人以上の 大切な大切な・・・人々が。  泣けて 泣けて





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