ーーさすがに寒い [日々のこと]

早いですね もう16日かー 
冬は 確かに寒いのですが この寒波は厳しいです 雪国の方は・・雪かき 雪道大変だろうなー
気を付けてよー 足元 屋根下とか
暖かい春が どなたにも 必ず訪れますように

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大雪になる前の風景 (スキー場に出かけた息子から



震災から20年は 過ぎて 
当時の話しで 忘れられない話しのひとつを 自分が 忘れない為に書きます。
淡路島にある県立淡路病院 内科医 水谷和郎さんのお話。 当時 医者になって3年目。
お話は(ウル覚えですが
1995年1月17日 午前5時46分 ゴーっと音を立てて 縦揺れが来て 横揺れが来た
当直の医師は3人 1年目の外科の先生、整形の5年目の先生と自分
TVを付けたら京都の映像で そうかそっちの方か と思う。幸いこの施設の電気ガス水道には影響が無かったが 消防に確認の電話をすると 11台の救急要請が入っているとう。6時頃 怪我をされた方が歩いて1人病院に来た。それから・・・救急センターでは 入りきれず一般の診察でも受けいれがはじまる
心肺停止の方の蘇生を10分15分としていると 次から次に患者さんが運ばれて来た
当時外科医長の松田(?)さんが 「トリアージだ!」ビデオを撮れ!7時頃から撮影が行われた。
君は 何分蘇生している?と聞かれ はっ!と気が付くと30分もしていた。どうも15分して回復しない場合は もうあきらめるという 指導があるそうだ。心臓マッサージの患者さんで 廊下がうまる。
3人同時に蘇生している先生もいた。「トリアージだ!」外科医長の声がする。
トリアージとは フランス語で患者さんの重症度によって 治療の優先順位を決めるということで
患者カードを色分けしてゆく。 海外医療チームとかの映像でみた事があります 手首の色分けリングとかありました。
水谷医師は この患者さんを生かしたいのに・・あきらめて・・
 次から次と患者さんを見るのに徹しろ・・という指示に従う。
思い出しながら慟哭していた。そして涙をぬぐい 患者さんを診 続けた。

3年たっても あの震災の映像は見れず ボロボロと涙があふれるばかり。あーすればよかった こうすれば良かった 生まれ育った神戸の街に何もできなかったと後悔ばかり。
10年たって やっと話が出来るようになった。
そして 姫路の病院で務めていた時 当時の話をすると スタッフは ここは大したことが無かったと 他人事のようで 「これではあかん」また何かあったら・・・。と思い 当時のビデオを公開し、トリアージの事を語ってゆこうと決意する。 こうしてお話させていただいている。

水谷先生~ 今はどちらですかー




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makkun

みーるさん
ご訪問ありがとうございました~(^^♪
妻の実家は上越・直江津の豪雪・高田なんですが
初めていった時が真冬で玄関から入れず
2階から出入りした思い出があります(笑)
余談でしたがこれからも拙いCoCoタン日記を
宜しくお願い致します( ^)o(^ )

by makkun (2017-01-16 15:11) 

みーる

makkun さん こんにちは ココちゃん可愛いですね^^
そうでしたか それは忘れられない思い出でしたね 
今年の積雪は どうなんでしょう 光熱費とか上がらないといいなー^^
by みーる (2017-01-16 18:46) 

ゲンママ

今年はお正月から暖かだったので暖冬かな~と思っていたら
この寒さには参りますね~(>_<)
昨年は福岡も15cmくらいの雪で交通う機関はストップしたり
学校も休校になったりと大変でしたが。。。
自然災害は人間では同仕様もありませんね~
by ゲンママ (2017-01-16 20:36) 

ラック

今日は。
このお話を読んで辛い判断を迫られる事って
誰にでも起こり得る事だと思いました!
まして人の命を助けなければいけない職業の方は
なおさらですよね。
その経験の積み重ねがその後に活かされなければ
ならないって事ですね。

by ラック (2017-01-17 11:25) 

みーる

ラック さん 医療の事だけじゃなく 優先順ってありますね
ただ 色々な正しい情報を知らないと 困ります^^;
私なんかー知っている人には なんだか気持ちがいっちゃって(◎_◎;)できるかなー
by みーる (2017-01-17 17:35) 

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